サイディング横目地の隙間(あいじゃくり)の重要性とは| 木更津市・君津市・袖ヶ浦市の外壁塗装専門店

この記事を読んで分かること
この記事では「サイディングの横目地にある隙間(あいじゃくり)の重要性」について詳しく解説しています。

 

皆さま、こんにちは!

木更津市・君津市・袖ヶ浦市の外壁塗装専門店「キリンテック」です!

 

外壁をよく見ると、隙間があるのはご存知でしょうか。

「サイディングに隙間がある!施工不良かも!?」と気になって問い合わせいただくというのは、よくあるケースです。

 

今回は「サイディングの横目地にある隙間(あいじゃくり)の重要性」について詳しく解説します。

外壁塗装で埋めた方が良いのかな?と気になっている方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

 

サイディングの横目地にある隙間は「あいじゃくり」

サイディングの外壁によく見られる隙間は、専門用語で「あいじゃくり」と呼ばれるものです。

あいじゃくりは、サイディングの継ぎ目部分に設けられたもので、サイディングとサイディングの間、またはサイディングと下地の間にあるわずかな空間を指します。

このあいじゃくりは、サイディングの施工時に意図的に設けられているものです。

 

隙間(あいじゃくり)とは?

外壁 あいじゃくり

隙間(あいじゃくり)は、単なる隙間ではなく、サイディングの構造上重要な役割を担っています。

詳しくみていきましょう。

 

湿気を逃がす役割

建物の内部は、生活によって常に湿気が発生している状態です。

あいじゃくりは、建物の内部から発生する湿気を外に逃がすための通気口の役割を果たしています。

湿気がそのまま建物内にこもらないようにしてくれているのです。

 

水が入っても大丈夫

隙間があいていると、雨水がサイディングの隙間から建物内部に侵入してしまうことを心配する方もいるかもしれません。

しかし、あいじゃくりは、雨水が内部に侵入しにくい構造になっています。

サイディングの重ね部分に設けられていることと、サイディングの裏には透湿シートが貼られているため、雨水は透湿シートを通り抜けることはできません。

 

隙間(あいじゃくり)は塗装工事のタイミングで埋めるべき?

外壁 塗装工事

 

見た目が気になって「サイディングの塗装工事の際に、あいじゃくりを埋めてしまおうか」と考える方がいるかもしれません。

しかし結論からお伝えすると、あいじゃくりは基本的に埋めるべきではありません。

あいじゃくりは、湿気を逃がす役割を果たしているため、これを埋めてしまうと、建物の耐久性が低下する可能性があります。

 

サイディングの隙間(あいじゃくり)を全て埋めるとどうなる?

住宅 どうなる

もし、あいじゃくりを全て埋めてしまうと、どのようなことが起こるのでしょうか。

あいじゃくりを埋めてしまうと、建物の内部に湿気がこもりやすくなり、結露が発生します。

そして、建物の構造材を腐らせたり、カビやダニが発生する可能性があります。

建物の通気性が悪くなり、室内の空気が汚れやすくなることもあるでしょう。

 

まとめ

住宅 

サイディングの隙間(あいじゃくり)には、建物の湿気を逃がす役割があり、建物の耐久性を保つために重要なものです。

また、あいじゃくりは水が入りにくい構造になっているため間があいていても問題ありません。

見た目の隙間が気になる方も多いですが、あいじゃくりを全て埋めてしまうと、建物の内部に湿気がこもりやすくなってしまいます。

塗装工事の際には、あいじゃくりを埋めないように注意して施工ができる業者を選びましょう。

 

 

 

最後までお読みいただきましてありがとうございます。

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