日本は、自然災害の多い国としても有名です。その分火災保険なども手厚いことが多いですが、台風や地震などの自然災害で外壁が壊れた時、修理費用が高額になり、保険金が使えないと大変です。もし、自分の加入している火災保険の適用条件が気になる場合は、ぜひ無料相談などで確認しておきましょう。
外壁修理に保険は適用される?
外壁や屋根の塗装が自然災害で剥がれた場合、修理費用は高くなります。外壁や屋根の種類にもよりますし、塗装面積にもよりますが、80~150万円ほどは覚悟しないといけません。
そのような時、火災保険に入っていた場合、自然災害の保険料が修理費用に使えるパターンがあります。火災保険にも種類があり、また条件がそろう必要もありますが、もし修理に保険料が使えるなら、ぜひ利用したいところです。火災保険に加入されている方はもしもの時に備えて、補償内容を確認しておきましょう。
無料になる可能性もある?
自然災害(台風・地震など)の被害で外壁の塗装が剥がれた場合や、住宅の一部が破損した場合などは、高確率で火災保険の対象になります。台風や雪のせいで屋根が剥がれた場合も、火災保険が使えれば工事費が無料になる可能性もあるので、ぜひ一度問い合わせをしてみましょう。
5種類ある火災保険
住宅用の火災保険は、大きく分けて5種類あります。なかでも、外壁の修理に使える保険のタイプは3種類です。外壁の塗装の原因によっては、適用外になる可能性もありますので気をつけましょう。
火災保険の種類の内訳は、「住宅火災保険」「オールリスクタイプ」「特約火災保険」「住宅総合保険」「店舗総合保険」の5つが該当します。ちなみに、外壁修理が適用される保険の内訳は、このうち「住宅火災保険」「オールリスクタイプ」「住宅総合保険」の3つです。
①住宅総合タイプの適用条件
住宅総合保険の場合は補償が広いのが特徴で、今の主流でもあります。ほぼすべての自然災害に保証がきき、たとえば「台風・火災・落雷・水漏れ」なども適用されます。さらに破壊により壊れた場合や、盗難の際に壊された外壁などにも保証がきくため、入っておいて損はありません。
自然災害以外、たとえば車がぶつかって外壁が壊れた場合、または泥棒が壁を壊して入ったなどの場合も対象となります。詳しい内容を問い合わせて、自分の保険の適用範囲を確認しておきましょう。
②住宅火災タイプの適用条件
住宅火災保険は、シンプルなゆえに補償範囲は狭いのが特徴です。ただし、台風で物が飛んだことにより外壁が壊れた場合などは適用となります。適用範囲は保険会社によっても違いますが、詳しい内容は、それぞれの保険会社に相談しましょう。
③オールリスクタイプの適用条件
オールリスクタイプの保険の適用条件は、上記2種類とは少し異なります。具体的には、住宅総合保険よりもさらに広い補償が受けられます。たとえば、普通の火災保険では住宅のみで外灯までは保証されませんが、オールリスクタイプの保険は使えるでしょう。
ほかにも、工事の規模にかかわらず、保険金が受け取れるメリットもあります。ただ補償範囲が少々複雑なので、しっかりと適用条件や範囲など確認しておきましょう。
風災の適用条件とは?
自然災害のなかでも頻繁に起こる可能性があるのが、風災です。とくに台風などは規模が大きく、外壁が壊れる可能性も大きいでしょう。風災は、秒速20m以上の強い風が条件です。また台風などの自然災害で保険を使うには、外壁にかかる修理費用が20万円以上でないと、保険が使えない点にも注意しましょう。
火災保険の申請をするなら?
火災保険は、申請をしないと保険金が受け取れません。その際に、気をつけたいことがいくつかあります。たとえば、「被害から3年以内に申請を終わらせること」「被害状況を写真に撮っておくこと」「外壁修理費が免責金額に足りないと申請できない」などの注意点です。
とくに気をつけたい点として、自分で勝手に補修をすると保険金は受け取れません。自分で修理していないことを明らかにするためにも、必ず被害を受けたら写真に残しておきましょう。
火災保険は万能ではない
火災保険が適用される自然災害には、代表的なものに台風があります。ほかにも地震や竜巻、洪水、落雷、雪の被害なども適用されます。火災保険は広く補償されるといっても、もともと外壁修理専門ではありません。
大切なのは、保険の補償範囲です。外壁が壊れた原因によっては、保障外になる可能性があります。たとえば、「台風で物が飛んできて、外壁が壊れた」は保証されますが、「車がいきなり突っ込んできて外壁が壊れた」は対象外となります。火災保険は万能の保険ではなく、同じ理由であっても補償外になることを覚えておきましょう。
台風は保険対象
自然災害のなかでも、ほぼすべての火災保険に使えるのが台風です。台風は強風にあてはまるため、火災保険でも補償されますし、外壁修理の費用も保険が使えることが多いでしょう。もし自然災害(台風や地震など)で外壁や屋根の修理が必要な場合は、保険申請をしておくのがおすすめでしょう。
なお火災保険であっても、地震で家が焼けた場合は対象外となります。もちろん火災保険のなかには地震も適用となる保険がありますが、保険会社によるところが多いでしょう。同じ自然災害でも地震の場合は、別途地震保険に入ったほうが安心です。
無料相談が便利
もし自分の火災保険の適用範囲がわからない場合や、どの程度の保証が受けられるか悩んだ時は、無料相談を活用してみましょう。フリーダイヤルで無料相談を受けられます。台風以外の自然災害にも適用されるかどうかも相談しておけば、もしもの時に安心です。
まとめ
外壁の修理の保証が受けられるパターンや、自然災害にあった時の保険の適用範囲など、疑問が少しでも解消されたでしょうか。キリンテックは保険にも対応可能ですし、無料相談もできます。もし保険会社選びで迷っている時は、いつでもご相談ください。電話での無料相談では、専門スタッフが外壁修理費用や、保険についての疑問解消のお手伝いをいたします。