皆さま、こんにちは!
木更津市・君津市・袖ヶ浦市の外壁塗装専門店「キリンテック」です!
「谷板金」という言葉、あまり聞き慣れない方も多いのではないでしょうか? しかし、この谷板金こそが、あなたの家の屋根の雨漏りの原因になっているかもしれません。
今回は、谷板金とは何か、なぜ雨漏りが起こるのか、そしてどうすれば雨漏りを防げるのかを詳しく解説していきます。
谷板金とは?
谷板金とは、屋根の傾斜が変わる部分や、複数の屋根が交わる部分に設置される板金のことです。雨水をスムーズに排水するために重要な役割を果たしています。 形状が谷のように見えることから、谷板金と呼ばれています。
なぜ谷板金から雨漏りが起こるのか?
谷板金から雨漏りが起こる主な原因は以下の通りです。
1.サビによる腐食
谷板金は、鉄や銅などの金属でできています。これらの金属は、空気中の酸素や水と反応して酸化し、サビが発生します。特に塩分を含んだ雨水は、サビを促進させるため、沿岸地域や雪国ではサビによる劣化が進行しやすいです。
サビが進むと、金属を内部から侵食していくため、穴が開いたり、強度が低下したりします。穴が開くと、そこから雨水が侵入し、雨漏りが発生するのです。また、強度が低下すると、谷板金が変形し、他の部分にも影響を与える可能性があります。
2. 塗装の剥がれ
塗装は、谷板金をサビから保護する重要な役割を果たしています。しかし、紫外線や温度変化、経年劣化などにより、塗装が剥がれてしまうことがあります。
塗装が剥がれると、下地の金属がむき出しになり、空気中の酸素や水分と直接接触するようになります。
これにより、サビが発生しやすくなり、最終的には雨漏りの原因となるのです。
3. 継ぎ目のズレ
谷板金は、複数の部品を接合して作られています。経年劣化や地震などの振動によって、これらの接合部分がズレてしまうことがあります。
継ぎ目がズレると、その部分に隙間ができてしまい、そこから雨水が浸入しやすくなります。また、隙間に入った雨水が、谷板金の内部を腐食させる原因となることもあるのです。
4. ゴミの詰まり
谷板金は、屋根の形状によって様々な形状をしています。複雑な形状の谷板金の場合、落ち葉や小石などが溜まりやすく、ゴミが詰まりやすい構造になっています。
ゴミが詰まると、水がスムーズに流れなくなり、水が溜まってしまいます。水が溜まった状態が続くと、サビが発生しやすくなり、腐食が進行。また、水が溜まることで、周辺のシーリング材が剥がれる原因となることもあるのです。
谷板金からの雨漏りに気づいたら?
天井にシミができたり、壁が湿ってきたりしたら、谷板金からの雨漏りを疑いましょう。放置しておくと、建物の構造を傷め、大きな修繕が必要になる場合があります。
谷板金からの雨漏りを防ぐには?
谷板金からの雨漏りを防ぐには、定期的な点検と適切なメンテナンスが重要です。
瓦屋根の場合の注意点
瓦屋根の場合、瓦自体が美しいので、屋根のメンテナンスを後回しにしてしまう方が多いです。しかし、瓦の下にある谷板金は、雨水に直接さらされているため、サビやすい部分です。瓦屋根の場合も、定期的な点検とメンテナンスが大切です。
まとめ
谷板金は、屋根の雨漏りを防ぐ上で非常に重要な部分です。しかし、放置しておくと、建物の寿命を縮める原因となります。定期的な点検とメンテナンスを行うことで、谷板金からの雨漏りを防ぎ、快適な住まいを守りましょう。
もし、谷板金について何か気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
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