2025年10月　木更津市清見台東　W様邸　屋根塗装・外壁塗装・付帯部塗装・軒天塗装、外壁目地シール打ち替え、サッシ周りシール打ち替え、ベランダ防水、軒樋部分交換、帯板板金巻き　

築30年以上で過去に一度塗装歴のあるお客様より、ポスティングチラシを通じてお問い合わせをいただきました。他社様とも比較検討されている中で、「そろそろ再塗装をしたいが、どこに依頼すべきか判断に迷っているため見積もりが欲しい」とのご要望でした。現場調査では、外壁中央の帯板の塗膜剥離と劣化による水の浸入、2階雨樋からの水漏れ、およびベランダ床のエンビシート防水の浮きや剥がれなど、広範囲にわたる損傷を確認いたしました。特に帯板は再塗装では耐久性に欠けると判断し、板金巻きによる根本的な補修をご提案いたしました。また、雨樋の軒樋切断補修工事、ベランダの新しい防水施工（エンビシート張替え）も併せてご提案し、塗装工事のみの見積もりが多かった他社様とは異なる、建物の外装全体を健全に保つための具体的な解決策を提示いたしました。お客様には、弊社がご提案した内容が建物の根本的な問題を解決する上で最も信頼できるとご評価いただき、他社様より高額ながらも内容にご納得の上でご契約いただく運びとなりました。施工前には綿密なカラーシミュレーションでご納得いただけるまで色決めを行い、工事に着手いたしました。軒天の施工中、水性塗料への変更もご検討いただきましたが、耐久性を考慮し当初の仕様で進めることとなりました。職人の丁寧な仕事ぶりにはご満足いただけましたが、カラーシミュレーションと実物の屋根色の見え方にわずかな相違が生じ、これが唯一のご不満点となりました。光の加減や塗料メーカーのロットによる微細な色差が生じる可能性については事前にご説明済みでしたが、今後はさらに入念にご説明するよう努めてまいります。また、塗料の臭いが室内に充満した件については、軒天塗装などの際には事前に告知し、ご配慮いただく機会を設けるべきであったと真摯に受け止め、今後の改善点として参ります。最終的には、お客様にご迷惑をおかけした部分を考慮し、本来発生し得る追加費用をいただくことなく、当初のお見積り金額にて工事を完了いたしました。施工結果にはご満足いただけたものと考えております。