皆さま こんにちは!
木更津市の外壁塗装専門店 キリンテックです!
外壁や屋根の塗装に使用する塗料は水性塗料と油性塗料に分かれます。
今回は水性塗料と油性塗料の特徴についてご紹介します。
目次
塗料とは?
塗料の原料には、「顔料」「合成樹脂(シリコンやフッ素など)」「添加物」といった材料が使われますが、このままでは外壁や屋根に塗ることはできないため、「希釈剤(薄め液)」で溶かし、塗りやすい状態に加工する必要があります。
希釈剤で薄めた塗料を塗って乾燥させ、顔料で着色し、合成樹脂の力で壁などを保護する効果を発揮できます。
顔料・・・色を付ける役割
合成樹脂・・・耐久性を高める役割
添加物・・・塗膜に艶や弾性を追加する役割
1.水性塗料の特徴
水性塗料は溶剤(希釈剤)が「水」
・水性塗料のメリット
水性塗料のメリットは臭いがほとんどしないことです。塗料が乾燥するときに油性塗料は含まれるシンナーが蒸発するので臭いが発生するのに対し、水性塗料は水分が蒸発するだけなので臭いが発生しません。
他にも、シックハウス症候群や大気汚染の一因とされる「VOC(揮発性有機化合物)」の排出が少なく室内環境基準F☆☆☆☆を満たしたものが多いです。油性塗料のようにシンナーを含んでいないため引火する危険性が低いので管理場所や施工場所などでの火事の心配が少なく、保管や管理がしやすいです。
◆VOC(揮発性有機化合物)とは? 塗料や接着剤等に含まれる有機溶剤が主たるものであり、光化学スモッグ などの大気汚染、水質汚濁、悪臭等の問題を引き起こす有害物質である。 またシックハウス症候群の主要な原因とも言われています。 |
・水性塗料デメリット
水性塗料は油性塗料に比べ乾燥しにくく、塗装に適していない時期(気温が低い時期や湿気の多い時期)に左右されやすい塗料です。
また水性塗料は窯業系サイディングやモルタルなどの素材にはよく馴染みますが、アルミやステンレスなどの金属部分には密着しにくい性質があるため、屋根の下塗りや、雨樋・破風板・軒などの塗装には向かないことがあります。
2.油性塗料の特徴
油性塗料は溶剤(希釈剤)が「シンナー」
・油性塗料メリット
油性塗料のメリットは、耐久性が高く艶の持続時間が長いです。
油性塗料に含まれるシンナーなどの有機溶剤には、耐久性の高い塗膜を作る力があります。
密着性が高いため素材を選ばずに塗装できることや、環境に左右されにくく乾燥が早いこともメリットの一つです。金属などへの塗装が可能など、水性塗料で対応できない箇所の塗装に向いています。
・油性塗料デメリット
油性塗料は有機溶剤としてシンナーを使用しているため、水性塗料と比べ臭いがします。
溶剤は健康や環境に被害を及ぼす「VOC(揮発性有機化合物)」を排出するため、塗装する際は近隣への配慮も必要です。またシンナーは引火性が高いという性質上、保管場所や管理の仕方に十分注意しなければなりません。
油性塗料の中には弱いシンナーでも溶かせる「弱溶剤」と呼ばれるタイプの塗料もあります。
従来の溶剤塗料よりも臭いや刺激が少なく、人体や環境への影響が少ないため、水性塗料を適用できない箇所の塗装に向いています。
油性塗料の中で「強溶剤塗料」と「弱溶剤塗料」の2種類があります。強溶剤塗料は溶解力の強いラッカーシンナー等の専用シンナーを使用し、弱溶剤塗料はシンナーの中でも刺激の少ない塗料用シンナーを使用します。
3.水性塗料と油性塗料の違いまとめ
メリット |
デメリット |
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水性 |
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油性 |
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水性塗料・油性塗料それぞれ特徴がありメリット・デメリットがあります。
外壁塗装の時に水性塗料・油性塗料どちらにするかは、お住まいの外壁・屋根の状態を確認し、相談した上で決定します。
キリンテックではご相談・お見積りは無料で承ります。
この機会に外壁塗装・屋根塗装を検討してはいかがでしょうか?
木更津市・君津市・袖ヶ浦市の外壁・屋根の塗装ならキリンテックにお任せください!
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