外壁のサビは冬に進行する?袖ヶ浦で金属部を長持ちさせる防錆処理|木更津市・君津市・袖ヶ浦市の外壁塗装専門店

この記事を読んで分かること

この記事では「外壁のサビは冬に進行する?袖ヶ浦で金属部を長持ちさせる防錆処理」について詳しく解説しています。

 

皆さまこんにちは!

木更津市・君津市・袖ヶ浦市の外壁塗装専門店「キリンテック」です!

 

「冬は空気が乾燥しているから、サビの心配は少ないのでは?」と思われがちです。

実は袖ヶ浦市のような海沿いの地域において、冬は金属部にとって非常に過酷な季節です。

気温の低下による結露や、海からの冷たい風に含まれる塩分が、住まいの付帯部にある金属をじわじわと蝕んでいきます。

 

この記事では、冬特有のサビ進行のメカニズムと、袖ヶ浦で住まいを長持ちさせるための最新の防錆処理について詳しく解説します。

 

1. なぜ冬の袖ヶ浦で「金属のサビ」が加速するのか

住宅のサビ

冬の乾燥した空気は一見サビを防いでくれそうですが、海沿い特有の環境条件が重なることで、皮肉にもサビの進行を早める要因となります。

 

夜間の「結露」がサビの主原因

冬の夜間、金属製の雨樋受け金具や水切り、シャッターなどは急激に温度が下がります。

そこに室内の暖かさや夜露が触れることで激しい「結露」が発生します。

この水分が金属表面に長時間留まることで、酸化反応、つまりサビが促進されます。

 

冬の強風が運ぶ「塩分」の影響

袖ヶ浦の冬は、東京湾から吹き付ける強い季節風が特徴です。

この風には微細な塩分が含まれており、結露で濡れた金属表面に塩分が付着することで「電食」と呼ばれる激しい腐食を引き起こします。

乾燥しているからといって油断していると、春先には手に負えないほどサビが広がっていることも少なくありません。

 

2. 袖ヶ浦で実践すべき「冬の防錆メンテナンス」リスト

業者の点検

過酷な冬の環境から住まいの金属部を守るために実践すべきメンテナンスのポイントをまとめました。

 

高圧洗浄による塩分除去: 

塗装前に、目に見えない塩分を徹底的に洗い流すことが防錆の第一歩です。

 

ケレン作業(目荒らし)の徹底: 

古いサビや塗膜をヤスリ等で削り落とし、新しい塗料が密着しやすい土台を作ります。

 

高性能な防錆プライマーの塗布: 

錆転換剤やエポキシ樹脂系の強力なサビ止め塗料を、隙間なく塗り重ねます。

 

耐候性に優れた上塗り材の選択: 

塩害に強いフッ素塗料や無機塗料でコーティングし、冬の過酷な風雨から金属を隔離します。

無料見積り依頼はこちら

 

3. 専門業者が教える「サビやすい場所」とチェックポイント

住まいの中には、特にサビが進行しやすい「弱点」が存在します。

冬の間に一度、ご自身で以下の場所をチェックしてみてください。

 

1. 窓周りの「水切り」と「シャッターボックス」

窓の下にある金属製の板(水切り)やシャッターを収納するボックスは、結露が溜まりやすい構造をしています。

特にボックスの裏側などは日当たりが悪く、一度濡れると冬場はなかなか乾きません。

茶色いシミのような浮きサビが出ていないか、確認が必要です。

 

2. 屋根の「棟板金」や「雪止め金具」

屋根の頂点にある棟板金は、常に直射日光と潮風にさらされています。

冬の間に板金を固定している釘が浮き、その隙間から結露水が侵入すると、内部の下地まで腐らせる原因になります。

雪止め金具も水分を保持しやすいため、サビの起点になりやすい場所です。

 

3. 雨樋を支える「支持金具」

雨樋自体は塩ビ製でも、それを支える金具は金属製であることが多いです。

この金具がサビて強度が落ちると、冬の強風や万が一の積雪の重みに耐えきれず、雨樋が脱落する恐れがあります。

金具の付け根に赤サビが出ていないか、下から見上げるだけでもチェックできます。

 

4. 霧除け(庇)の天板

玄関や窓の上にある小さな庇(ひさし)は、金属板で仕上げられていることが一般的です。

ここは砂埃や塩分が溜まりやすく、冬の夜露と混ざり合うことで泥状の腐食層を作ります。

塗装の剥がれがないか、定期的な目視確認が推奨されます。

 

4. プロが行う「防錆処理」のこだわりと技術

サビを防ぐためには、単に塗料を塗るだけでは不十分です。

袖ヶ浦の現場で採用されている、こだわり技術について深掘りします。

 

「ケレン」の精度が防錆の寿命を決める

サビ取り作業を「ケレン」と呼びますが、この作業の精度が防錆効果の8割を決めると言っても過言ではありません。

サビの進行具合に合わせて電動工具と手工具を使い分け、健全な金属面が露出するまで徹底的に磨き上げます。

このひと手間を惜しまないことが、数年後の差となって現れます。

 

「錆転換剤」の併用による二段構えの対策

すでに深く進行してしまったサビに対しては、赤サビを安定した黒サビへと性質を変える「錆転換剤」を導入することがあります。

これにより、物理的に削りきれない微細なサビの進行を化学的に封じ込め、その上から防錆塗料を重ねることで、鉄部の寿命を飛躍的に延ばします。

 

5. 冬のサビ対策が「家計」を助ける理由

見積もり

「まだ大丈夫だろう」と放置してしまうのがサビの最も怖いところです。

早めに対策しておくことが、結果として大きな節約につながります。

 

補修から「交換」になると費用は数倍に

サビが軽微なうちに塗装を行えば、費用はメンテナンス代だけで済みます。

 

しかし、サビが進行して金属に穴が空いたり、ボロボロに崩れたりしてしまうと、部材そのものの交換(交換工事)が必要になります。

交換には大工工事や板金工事が加わるため、塗装の数倍のコストがかかってしまうでしょう。

無料見積り依頼はこちら

 

資産価値の維持と安心感

サビが目立つ家は、どうしても「手入れがされていない」という印象を与え、建物の資産価値を下げてしまいます。

冬の間にしっかりと防錆処理を行っておくことで、見た目の美しさを保つだけでなく、構造的な不安を解消し、長く安心して住み続けるための土台を作ることができます。

 

まとめ:袖ヶ浦の冬こそ「金属の守り」を固める時

「乾燥しているからサビない」という誤解を解き、冬特有の結露と塩害から住まいを守ることが、長持ちさせるポイントです。

袖ヶ浦の厳しい冬を乗り越えるためには、適切な洗浄、丁寧なケレン、そして地域特性に合わせた高性能な防錆塗料の選択が欠かせません。

大切な住まいの金属部に不安を感じたら、サビが深刻化する前に、ぜひ地元のプロにご相談ください。

 

 

 

最後までお読みいただきましてありがとうございます。

キリンテックでは、親身に寄り添った安心・納得・満足のご提案をさせていただきます。

木更津市・君津市・袖ヶ浦市の外壁塗装・屋根塗装ならキリンテックにお任せください!

内容について気になることがあれば、何なりとお問い合わせください!

 

お問い合わせはこちら 

電話番号:0120-81-1152