この記事では「外壁の「爆裂」や「凍害」対策:袖ヶ浦の冬を乗り切る外壁塗装の予防策」について詳しく解説しています。
皆さまこんにちは!
木更津市・君津市・袖ヶ浦市の外壁塗装専門店「キリンテック」です!
袖ヶ浦市にお住まいの皆さま、寒い季節が近づくと、ご自宅の外壁が心配になってきませんか?
特に初めて外壁塗装をご検討されている方にとって、「爆裂」や「凍害」といった言葉は聞き慣れず、不安を感じるかもしれませんね。
これらは袖ヶ浦の冬特有の厳しい環境が原因で起こりやすい外壁の劣化現象です。
この記事では、まず「爆裂」と「凍害」がどのようなものか、そしてなぜ外壁塗装がその予防策として非常に重要なのかをわかりやすく解説します。
大切なご自宅を冬の寒さから守り、長く快適に過ごせるよう、一緒に適切な対策を考えていきましょう。
外壁の「爆裂」と「凍害」って何?袖ヶ浦の冬がもたらす影響
まず、冬の寒さで外壁に起こる代表的な劣化現象である「爆裂」と「凍害」について、詳しく見ていきましょう。
爆裂とは?:コンクリート内部の錆が外壁を破壊する現象
爆裂とは、主にモルタル壁やコンクリート壁で見られる現象です。
外壁のひび割れ(クラック)から雨水が内部に浸入し、コンクリート内の鉄筋(またはモルタル内の金網)に到達すると、その鉄筋が錆び始めます。
鉄は錆びると体積が膨張する性質があり、この膨張する力が周囲のコンクリートを押し出し、最終的に表面が破壊されて剥がれ落ちてしまいます。
これが「爆裂」です。
袖ヶ浦地域は海に近く、塩害の影響を受ける可能性も否定できません。
塩分は鉄筋の錆を促進するため、爆裂のリスクを高める要因になり得ます。
外壁に大きなひび割れや、一部が浮いているような箇所を見つけたら、爆裂の前兆かもしれません。
早めの点検が必要です。
凍害とは?:水分が凍って膨張し外壁をボロボロにする現象
凍害は、外壁材の小さな隙間や内部に浸み込んだ水分が凍結と融解を繰り返すことで発生します。
水は凍ると体積が約9%増えるという特性を持っています。
この膨張する力が、外壁材の組織を内側から破壊し、表面の剥がれ、細かいひび割れ、粉化(チョーキング)などを引き起こします。
特に、気温が氷点下になる日と日中の温度差が大きい袖ヶ浦の冬は、凍害が発生しやすい環境です。
窯業系サイディングなど、水を吸いやすい素材を使っている外壁は特に注意が必要と言えます。
外壁が水を吸った状態で冬を迎える前に、しっかりとした対策を施すことが、建物を守る鍵となります。
爆裂・凍害を防ぐ!外壁塗装で実現できる予防の「壁」
「爆裂」や「凍害」のメカニズムが分かったところで、それらを未然に防ぐための最も効果的な方法、すなわち外壁塗装の役割について解説します。
塗装は単に建物の美観を保つためだけでなく、これらの深刻な劣化から建物を守る「予防の壁」として機能します。
塗装の重要な役割:水分の浸入をシャットアウトするバリア機能
外壁塗装の最大の役割は、外壁材の表面に防水性の高い塗膜(バリア)を形成することです。
この塗膜が、雨水や雪解け水、そして湿気などの水分の浸入を強力に防ぎます。
水分が外壁内部に染み込まなければ、鉄筋が錆びることも、凍結による体積膨張が起こることもありません。
つまり、外壁塗装は、爆裂や凍害の根本原因を断ち切る予防策と言えます。
特に、年数を経た外壁は、紫外線や風雨の影響で塗膜が劣化し、防水性が低下しています。
チョーキング(外壁を触ると白い粉が付く現象)が見られたら、それは塗膜の防水機能が失われ始めているサインです。
このサインを見逃さず、適切なタイミングで再塗装を行うことが、大切な家を長く守る秘訣です。
塗料の選び方:地域特性を考慮した高耐久・防水性の高い塗料の選定
袖ヶ浦の冬の環境、つまり寒暖差や海に近いことによる湿気・塩害リスクを考慮すると、塗料選びは特に重要です。
私たちがおすすめするのは、「高耐久」かつ「高弾性(伸縮性)」を持つ塗料を選ぶことです。
- 高耐久塗料(例:フッ素塗料、無機塗料など)
耐久性が高く、防水性能を長期間維持できるため、塗膜が劣化しにくく、再塗装のサイクルを延ばせます。
- 高弾性塗料(例:弾性塗料)
外壁にすでに微細なひび割れがある場合や、凍害などで動きやすい外壁材の場合、この塗料がひび割れに追随して伸び縮みするため、ひび割れからの水の浸入を防ぐ効果を高めます。
塗装業者と相談する際は、「袖ヶ浦の冬の寒さや湿気に強い、爆裂・凍害予防に適した塗料はどれか」と具体的に質問してみてくださいね。
外壁塗装を検討するなら今がチャンス!具体的なアクションプラン
「外壁塗装が必要なのは分かったけど、いつ、何をすればいいの?」という疑問をお持ちかもしれません。
ここでは、実際に外壁塗装を成功させるための具体的なステップと、サービスを活用する際のポイントをご紹介します。
塗装前の徹底した診断:爆裂・凍害の進行状況をプロに見てもらう
外壁塗装を始める前に、必ず行ってほしいのが「外壁診断」です。
特に爆裂や凍害が疑われる場合は、専門の知識を持ったプロの業者に、高所や細部にわたる点検を依頼してください。
単に目視で確認するだけでなく、打診棒を使って外壁を叩き、内部の浮き(剥離)がないかを確認するなど、専門的な手法で診断してもらいます。
もし爆裂や凍害の初期段階が見つかったら、塗装工事の前に適切な補修作業(ひび割れのUカット補修や、爆裂部分の斫り・防錆処理・モルタル埋め戻しなど)が必要になります。
この補修を怠ってしまうと、いくら高価な塗料を塗っても、内部の劣化は進行し、数年で塗膜が破られてしまうかもしれません。
まずは信頼できる業者に連絡し、「凍害や爆裂が心配なので、詳細な外壁診断をお願いしたい」と伝えてみましょう。
見積もりをチェックする際のポイント:塗料と工事内容の明確化
複数の業者から見積もりを取る際は、総額の安さだけにとらわれず、その内容をしっかり確認することが重要です。特に以下の点に注目してください。
「シリコン塗料」とあるだけでなく、製品名(例:〇〇社製・△△シリコン)まで記載されているか確認しましょう。
製品名がわかれば、提案された塗料の耐久性や防水性をご自身で調べることも可能です。
爆裂や凍害対策に直結するひび割れの補修、高圧洗浄、ケレン(錆落とし)などの作業が工程に明確に含まれているか確認しましょう。
特に、補修方法が「微細なクラックはシーリング処理を行う」「爆裂箇所は具体的にこのように補修する」といったように、詳細に記載されている業者は信頼できます。
外壁だけでなく、雨樋や軒天、破風板といった付帯部も劣化するとそこから水が浸入し、凍害などの原因になることがあります。
これらも塗装の範囲に含まれているか確認しましょう。
3つのポイントを抑えて、袖ヶ浦の冬を乗り切るための、質の高い外壁塗装を実現しましょう!
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
キリンテックでは、親身に寄り添った安心・納得・満足のご提案をさせていただきます。
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