皆さま、こんにちは!
木更津市・君津市・袖ヶ浦市の外壁塗装専門店「キリンテック」です!
外壁は太陽光や雨風にさらされているため、定期的に塗膜のメンテナンスが必要です。
しかし、どのタイミングで施工すれば良いのでしょうか。
外壁の素材や使用する塗料によって耐用年数は異なります。
今回は「外壁塗装の耐用年数はどれくらい?長持ちさせるためのポイント」についてまとめました。
ぜひ参考にしてくださいね。
外壁塗装の耐用年数に影響するものは?
外壁塗装の耐用年数は、建物の寿命を左右する重要な要素です。
どのような要因に影響されるのでしょうか。詳しくみていきましょう。
気候や地域による環境要因
日本の気候は地域によって大きく異なり、高温多湿な地域では塗料の劣化が早く進む傾向にあります。
また、塩害や酸性雨の影響も無視できません。
特に海岸沿いや工業地帯は、塗料の劣化が早まる可能性が高いです。
外壁の素材や使用する塗料の種類
外壁の素材は、モルタルやサイディング、ALCなど様々で、それぞれ塗料の吸着性や耐久性が異なります。
使用する塗料の種類によっても、耐用年数は大きく変わります。
塗装の施工品質とメンテナンスの頻度
塗装の施工品質は、塗料の密着性や耐久性に大きく影響します。
下地処理が不十分だったり、塗料の希釈率が適切でなかったりすると、早期の劣化につながります。
そのため、塗装の塗り方や乾燥時間を充分に確保するなど、丁寧な作業を行ってくれる業者に依頼することが重要です。
塗料ごとの耐用年数と特徴を紹介
塗料の耐用年数と特徴を紹介します。
メリットとデメリットも紹介しますので、塗料選びの参考にしてくださいね。
アクリル塗料
価格: 比較的安価 耐久性: 他の塗料に比べて劣る 特徴: コストパフォーマンスに優れている 耐用年数: 約5~7年
メリット:安価なので、気軽に塗り替えできる。初期費用を抑えたい方におすすめ。
デメリット:耐久性が低いため、頻繁な塗り替えが必要。汚れが付着しやすく、美観が損なわれやすい。
シリコン塗料
価格: アクリル塗料よりやや高価 耐久性: アクリル塗料より高く、バランスが良い 特徴: 防汚性、弾水性に優れているため、汚れが付きにくく、雨水を弾きやすい 耐用年数: 約8~15年
メリット:耐久性と価格のバランスが良い。汚れが付きにくいため、メンテナンスの手間が省ける。
デメリット:フッ素塗料に比べると耐久性は劣る。
フッ素塗料
価格: 高価 耐久性: 非常に高い 特徴: 防汚性、耐候性に優れており、長寿命 耐用年数: 約15~20年
メリット:長期間美観を保てるため、メンテナンス頻度が少なく経済的である。
デメリット:初期費用が高額になりやすく、塗料の種類が少ない。
無機塗料
価格: 高価 耐久性: 非常に高い 特徴: 無機質の成分で構成されており、耐候性、防汚性に優れている 耐用年数: 約20年以上
メリット:超高耐久で、長寿命のため、メンテナンスフリーに近い。
デメリット:価格が非常に高価で、施工できる業者が限られている。
塗料の耐用年数を比較!長く使える塗料はどれ?
塗料ごとの耐用年数と特徴を表にまとめました。
耐用年数が長くなると、塗料の費用も高価になっていく傾向です。
塗料の種類 |
耐用年数 |
特徴 |
アクリル塗料 |
5~7年 |
費用は安価だが、耐久性が低い |
シリコン塗料 |
8~15年 |
性能と価格のバランスが良い |
フッ素塗料 |
15~20年 |
高価格だが、耐久性が高い |
無機塗料 |
20年以上 |
高価格だが、非常に高耐久で最長寿命 |
メンテナンス頻度に応じた塗料選びのポイント
塗料を選ぶ際には、メンテナンスの頻度も考慮しましょう。
初期費用を抑えたい方は安価なアクリル塗料がおすすめですが、耐久性が低いため何度か塗り替えが必要になってきます。
頻繁にメンテナンスできる場合は、耐久性よりもコストパフォーマンスを重視した塗料を選ぶことも可能です。
また、引っ越しや新築の予定があるかどうかなど、あと何年暮らすかによって適切な塗料を選ぶと良いでしょう。
まだ何十年も暮らす場合は、トータルコストで考えると耐久性の高い無機塗料がおすすめです。
外壁塗装は耐用年数と費用のバランスが大切!
初期コストかメンテナンスコストのどちらを重視すれば良いのでしょうか。
それぞれのケースで見ていきましょう。
初期費用を重視する場合:
メリット:短期的に費用を抑えられる。
デメリット:耐用年数が短いため、頻繁な塗り替えが必要である。そのため、長期的なコストが膨らむ可能性がある。
メンテナンスコストを重視する場合:
メリット:耐用年数が長いため、長期的に見ると費用を抑えられる。建物の寿命を延ばし、資産価値を維持できる。
デメリット:初期費用が高額になる。
外壁塗装の費用は、初期費用と将来的なメンテナンスコストのバランスが重要です。
長寿命の塗料を選ぶことで、将来的な修繕費用を抑えることができます。
しかし、初期費用が高額になるため、費用対効果をしっかりと見極めることが大切です。
耐用年数を長くするためのポイント
耐用年数を長くするためには、外壁塗装の劣化サインを定期的にチェックすることと、気付いたら早めに補修することが大切です。
詳しくみていきましょう。
外壁塗装の劣化サインとは?
外壁塗装が劣化しているサインとしては、以下のようなものが挙げられます。
ひび割れ: 外壁に細かいひび割れが入っている場合、雨水が侵入しやすくなり、内部の腐食の原因となる 剥離: 塗料が剥がれてしまい、下地が露出している部分がある場合、防水性が低下し、建物の寿命を縮める原因となる コケやカビの発生: 外壁にコケやカビが生えている場合は、湿気がこもりやすく、建物の腐食を促進させる可能性がある チョーキング: 外壁を手で触ると白い粉が付く現象で、塗料の劣化が進んでおり、防水性が低下している 色あせ: 外壁の色が褪せている場合、紫外線による劣化が進んでいる可能性がある
これらのサインが見られた場合は、早めの点検・補修が必要です。
定期的な点検と早期の補修が重要
外壁塗装の劣化は、初期段階では目立たないことも多いため、定期的に外壁の状態をチェックすることが大切です。
特に、梅雨の前後など、外壁が水分を多く含みやすい時期に点検を行うと劣化を発見しやすいでしょう。
年に1~2回程度: 外壁全体をくまなく点検しましょう。 特に注意すべき箇所: 屋根との接合部、窓枠周り、排水口など、水が集まりやすい箇所は重点的に点検しましょう。 高所での作業は危険: 自ら高所での点検は行わず、専門業者に依頼しましょう。
もし、劣化が見られた場合は、早めに補修を行いましょう。
小さなひび割れや剥がれであっても、放置していると雨水が侵入し、より大きな被害に発展する可能性があるので要注意です。
外壁塗装の耐用年数についてよくある質問
外壁塗装の耐用年数についてよくある質問をまとめました。
ぜに参考にしてくださいね。
Q1. 外壁塗装の塗り替え時期の目安はいつですか?
一般的に、外壁塗装の塗り替え時期の目安は10~15年と言われています。
しかし、これはあくまでも目安であり、実際の塗り替え時期は建物の状態や使用する塗料の種類、地域の気候条件などによって大きく異なります。
建物の状態: ひび割れ、剥離、コケやカビの発生など、劣化が見られる場合は、早めに塗り替えを検討する必要があります。 使用する塗料の種類: 高耐久性の塗料を使用していれば、塗り替え周期を延ばせる可能性があります。 地域の気候条件: 海沿いや工業地帯など、厳しい環境に建っている場合は、劣化が早く進むため、より頻繁な塗り替えが必要になることがあります。
Q2. 耐用年数が過ぎた外壁塗装を放置するとどうなるのですか?
耐用年数が過ぎた外壁塗装を放置すると、以下の様な問題が発生する可能性があります。
雨漏り: 外壁の防水機能が低下し、雨水が建物内部に浸入しやすくなります。そして、内装の腐食やカビの発生、シロアリ被害など、建物全体に悪影響を及ぼす危険性があります。 建物の構造の損傷: 雨水による浸透や凍結融解の繰り返しによって、外壁や内部の構造材が損傷し、建物の強度が低下する可能性があります。 見た目の悪化: 外壁のひび割れや剥離、汚れが目立つようになり、建物の外観が損なわれます。
内部の構造材が損傷してしまったら、外壁塗装よりもかなり高額な費用が必要になってしまいます。
外壁の劣化は、建物の価値を低下させる要因の一つとなりますので注意しましょう。
まとめ
外壁塗装の耐用年数は、建物の寿命を左右する重要な要素です。
塗料の種類や施工品質、メンテナンスの頻度など、様々な要因によって耐用年数は異なります。
長持ちする塗料を選ぶことで、初期費用はかかりますが、将来的な修繕費用を抑えることが可能です。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
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