皆さま、こんにちは!
木更津市・君津市・袖ヶ浦市の外壁塗装専門店「キリンテック」です!
屋根の勾配が雨漏りの起こりやすさと関係していることをご存知でしょうか。
もしご自宅の屋根が浅い勾配でも、使用する屋根材の変更で雨漏り対策が可能なケースもあります。
今回は「屋根勾配と雨漏りの関係」についてまとめました。
雨漏りでお困りの方や心配な方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
屋根勾配とは?
屋根の勾配というのは、水平面に対して屋根がどの角度で傾いているかを示すものです。
一般的に寸勾配や度数で表されます。
傾きの角度は、屋根に落ちた雨水がどのように流れ落ちるかに大きく影響します。
雨水が効率よく排水されなければ屋根材に負担がかかるので、住宅を守るためにも非常に重要な要素です。
屋根の形状や使用する屋根材によって、最適な勾配は異なります。
屋根勾配が雨漏りと関係あるのはなぜ?
屋根勾配が雨漏りと深く関係しているのは、雨水の排水効率に大きく影響するためです。
雨漏りが起こりやすい原因や屋根材の劣化について詳しくみていきましょう。
屋根勾配が浅いと雨漏りが起こりやすい
勾配が急な場合は、雨水がサッと流れ落ちるため、屋根に水が溜まりにくく、雨漏りの心配は少ないでしょう。
反対に勾配が緩やかな場合は、雨水が流れにくく、屋根に水が溜まりやすくなります。
すると、屋根材の継ぎ目や隙間から雨水が侵入し、雨漏りが起こりやすくなるでしょう。
屋根材の劣化やコケが発生しやすい
勾配が浅い場合は雪も積もりやすいので、雪の重みで屋根材が損傷することがあります。
また、雪解け水や雨水が滞留しやすい状況では、屋根材の劣化も早めてしまいます。
湿った状態が長く続くので、コケも発生しやすいでしょう。
必要最低勾配とは?
必要最低勾配とは、屋根材に定められた最低限の勾配のことです。
屋根材は、その素材や形状によって雨水を排水する能力が異なります。
屋根材の特性に合わせて、例えば瓦屋根は4寸勾配以上、スレート屋根は3寸勾配というように最低限の勾配が設定されています。
つまり、必要最低勾配を下回ると雨水が十分に排水されず、雨漏りのリスクが大幅に高まるということです。
屋根材を選ぶ際には、必要最低勾配を確認し、適切な勾配の屋根に施工することが重要です。
屋根勾配が浅い場合は縦葺きを検討
屋根勾配が浅い場合は雨水が滞留しやすいので、雨水を排出しやすいように屋根材の縦葺きを検討しましょう。
縦葺きは、屋根材を縦方向に並べて葺く工法で、雨水が屋根材の継ぎ目から侵入しにくい構造になっています。
また、縦葺きは見た目がすっきりとしているため、デザイン性を重視する住宅にもおすすめです。
ただし、すべての屋根材で採用できるわけではなく、勾配によっては施工できない場合もあるので専門業者に相談してみましょう。
まとめ
屋根勾配は、屋根に落ちた雨水を効率よく排水し、建物を守るために重要な要素です。
雨漏りを防ぐためには、屋根材の種類や地域の気候に合わせて、適切な勾配を選ぶことが大切です。
勾配が浅い場合は、縦葺きなど雨水の排水に有利な工法を選択し、雨漏りのリスクを軽減させましょう。
自宅屋根の勾配が気になる場合や縦葺きを検討している場合は、専門業者に相談してみてくださいね。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
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