皆さま、こんにちは!
木更津市・君津市・袖ヶ浦市の外壁塗装専門店「キリンテック」です!
外壁のひび割れを発見したら、すぐに補修していますか?
ひび割れには種類があり、放置してしまうと建物の寿命を縮める可能性もあるので注意が必要です。
また、補修方法もひび割れの原因によって異なります。
今回は「モルタル壁のひび割れ原因と補修方法」について詳しく解説します。
外壁の「モルタル壁」とは?
モルタル壁とは、セメントや砂、水などを混ぜ合わせたモルタルを、下地となる壁面に塗りつけて作られる外壁材のことです。
日本の住宅では、長年親しまれてきた伝統的な外壁材のひとつです。
モルタルは、耐久性が高く、デザインの自由度も高いことから、さまざまな建物に使用されています。
モルタル壁のひび割れは2種類
地震や台風などの自然災害が起こると、外壁にダメージが無いかな?と気にされる方は多いかもしれません。
しかしそれだけでなく、外壁は経年劣化や住居環境による外的要因(気温の変化や乾燥など)によっても、クラックと呼ばれる「ひび割れ」が発生することがあります。
モルタル壁のひび割れには、大きく分けて「ヘアークラック」と「構造クラック」の2種類があります。
詳しく見ていきましょう。
ヘアークラック
ヘアークラックは、一般的に0.3mm以下で髪の毛のように非常に細いひび割れのことを指します。
モルタルが乾燥する際に収縮することや、外気温の変化によって材料が膨張と収縮を繰り返すことで発生します。
交通振動や機械振動など、外部からの振動が原因となる場合もあります。
構造に影響を与えるものではなく、網目やクモの巣のような形状が多く見られるため、美観上の問題が大きいでしょう。
構造クラック
構造クラックは、一般的に0.3mm以上と幅が広く、肉眼でもはっきりと確認できます。
建物の構造に影響を与える可能性のあるひび割れですから、放置するのは危険です。
地震による強い揺れが原因となることが最も多いですが、建物の老朽化が原因で発生することもあります。
また、コンクリートの配合不良や打設不良など、施工時のミスが原因となることもあります。
放置しておくと、雨水の浸入や建物の強度低下につながる恐れがあるため、早めの点検と補修が必要です。
ヘアークラックのように規則的な形状ではなく、不規則な形状が多く見られます。
外壁のひび割れ補修方法!モルタル壁の場合
モルタル壁のひび割れ補修方法は、ひび割れの大きさや深さ、原因によって異なります。
ヘアークラックと構造クラックの一般的な補修方法は以下の通りです。
ヘアークラックのひび割れ補修方法
小さなヘアークラックの場合は、コーキング剤で埋めることで補修できます。
ひび割れ部分に弾性のあるコーキング剤を塗布することで、ひび割れの進行を抑制し、美観を回復させることが可能です。
その他にも、ひび割れに沿って目地を切ることでひび割れの進行を防止する「目地切」や、深いひび割れをパテで埋め、その後塗装することで目立たなくする「パテ埋め」という方法があります。
構造クラックのひび割れ補修方法
構造クラックは、モルタルで埋めて、周囲と馴染ませることで補修できます。
原因の究明・・・まず、ひび割れの原因を詳しく調査します。 ひび割れの拡大防止・・・ひび割れの進行を止めるための処置を行います。 補強・・・鉄筋やモルタルなどを用いて、構造を補強します。 新しいモルタルの充填・・・ひび割れた部分を削り取り、新しいモルタルで充填します。
構造クラックの補修は、専門的な知識と技術が必要なため、DIYでは対応できません。
必ず専門業者に依頼し、適切な補修を行ってもらいましょう。
外壁のひび割れを放置するとどうなる?
結論から言いますと、モルタル壁のひび割れを放置するのは避けた方が良いでしょう。
ひび割れから雨水が浸入し、外壁内部の構造材を腐らせたり、カビや藻の発生を招くことがあります。
ひび割れが目立つようになると、建物の外観も損ねてしまいます。
また、構造クラックが進行すると、建物の強度が低下し、最悪の場合、倒壊の可能性も考えられるので大変危険です。
まとめ
モルタル壁のひび割れは、放置しておくと建物の寿命を縮める原因になります。
小さなひび割れはコーキング剤で埋めて補修できますから、ひび割れを発見したら、早めに専門業者に相談しましょう。
定期的に外壁の状態を点検すること、そして適切な補修を行うことが、建物を長持ちさせるためには欠かせません。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
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