屋根の棟板金とは?劣化するとどうなるの?| 木更津市・君津市・袖ヶ浦市の外壁塗装専門店

この記事を読んで分かること
この記事では「屋根の棟板金の役割とメンテナンス」について詳しく解説しています。

 

皆さま こんにちは! 木更津市・君津市・袖ヶ浦市の 外壁塗装専門店「キリンテック」です!

 

突然ですが、あなたは「棟板金」がどこの部分を指すかご存知でしょうか。

棟板金は屋根の上にあり、住まいを守るために欠かせない重要な役割を担っています。

 

そこで今回は「屋根の棟板金の役割とメンテナンス」について解説します。

屋根の棟板金とは?

棟板金

屋根は、風雨から住まいを守り、快適な暮らしを守る重要な役割を担っています。

そして、屋根の頂点部分を縁取るように取り付けられているのが棟板金です。

棟板金は単なる装飾ではなく、雨漏りを防ぎ、屋根材を固定するなど、屋根全体の機能を維持するために欠かせません。

 

近年では、住宅の高性能化やデザイン性の追求から様々な種類の屋根材が使われていますが、瓦屋根であっても、金属屋根であっても、棟板金が果たす役割は変わりません。

むしろ、複雑な形状の屋根が増えている現在こそ、棟板金の重要性が高まっていると言えるでしょう。

棟板金の役割

棟板金は、雨漏り対策、屋根材の固定、建物の美観向上という、3つの重要な役割を担っています。

・雨水の侵入を防ぐ

屋根材の隙間から雨水が入り込まないように、棟部分を覆って密閉します。

特に、近年増加しているゲリラ豪雨のような強い風雨においては、棟板金が雨水の侵入を防ぐ役割は非常に重要です。

 

・屋根材を固定する

強風による屋根材のズレや飛散を防ぎ、屋根全体の安定性を保ちます。

台風などの突風が発生した場合、棟板金がしっかり固定されていないと、屋根材が飛ばされてしまう危険性があります。

 

・美観を向上させる

屋根の頂点部分を美しく仕上げ、建物の外観を引き立てます。

棟板金は、様々な素材や色、形状のものがあるので建物のデザインに合わせて選ぶことができます。

棟板金は、長期間にわたって住まいを守ってくれていることがわかりますね。

棟板金自体が劣化していないか、きちんと機能しているかどうかは定期的にチェックしておきましょう。

棟板金のよくある不具合

棟板金は、常に厳しい風雨にさらされているため、経年劣化によってさまざまな不具合が発生することがあります。(施工不良が原因で起こる不具合もあります。)

棟板金のよくある不具合を見ていきましょう。

・留め具が浮く

板金 金具浮き

台風などの強風や経年劣化で留め具が浮き、棟板金がズレたり剥がれたりすることがあります。

特に、雪が積もりやすい地域では、雪の重みによって留め具が浮きやすくなるので注意が必要です。

 

・隙間に雨水が入る

板金 劣化

棟板金の継ぎ目や釘穴から雨水が侵入し、屋根内部に漏水することがあります。

経年劣化によって棟板金が歪んだり、破損したりすると、隙間が生じて雨水が侵入しやすくなります。

 

・下地の木が腐る

 

貫板 劣化

雨水が侵入したまま放置すると、棟板金の下地となる木が腐食し、構造的な問題を引き起こす可能性があります。

腐食した木は強度が低下するので、最悪の場合、屋根全体が崩落する危険性もあります。

不具合が起こったまま放置すると深刻な問題に発展する可能性があるため、早めに対処することが重要です。

わずかな不具合であっても、すぐに専門業者に相談しましょう。

屋根の棟板金が劣化するとどうなる?

棟板金が劣化すると雨漏りの原因になり、不具合を放置すれば、深刻な問題を引き起こす可能性があります。

詳しくみていきましょう。

雨漏りによる水濡れ被害

天井や壁、家具などが水濡れすると、カビや腐食の原因となり、健康被害につながる可能性があります。

また、水濡れによって壁紙や家具の剥がれ・変色などの被害も起こりうるでしょう。

 

断熱材の劣化

雨水が侵入して断熱材が劣化すると、建物の断熱性能が低下します。

夏は暑く、冬は寒くなり、冷暖房費が高くなるでしょう。

また結露が発生し、カビやダニの繁殖を引き起こしてしまいます。

 

建物の構造体への影響

雨水が柱や梁などに浸透すると、建物の構造体を腐食させる可能性があります。

建物の構造体が腐食すると、建物の強度が低下し、最悪の場合、倒壊する危険性もあります。

 

このように、棟板金の劣化は、様々な問題を引き起こす可能性があります。

早めに対処して、被害を最小限に抑えることが重要です。

 

棟板金のメンテナンスはプロに依頼しよう

屋根の棟板金は、経年劣化や風雪の影響で傷みやすいので、定期的なメンテナンスが必要です。

棟板金のメンテナンスは高所作業で、一般の方が高さ5~6mもある屋根に登るのは大変危険ですから、必ず専門業者に依頼しましょう。

足場が不安定だったり、強風が吹いたりするなど、ちょっとしたミスが命に関わる重大な事故につながりかねません。

また、棟板金は重いため、持ち運びや作業にも力が要ります。

経験豊富な専門業者であれば、安全装備を着用した上で、棟板金や釘の浮き・屋根材の割れ、剥がれ・褪色・コケ等のチェックを適切な手順で行います。

 

屋根の棟板金とは?まとめ

屋根の棟板金は、「雨漏りを防いで住まいを守る」「屋根材が飛ばないように固定する」「建物の美観を良くする」という、3つの重要な役割を担っています。

棟板金は雨風にさらされているので、経年劣化で不具合が起きないようにメンテナンスが必要です。

屋根塗装などの工事を行うタイミングで、棟板金の劣化具合も確認しておきましょう。

 

メンテナンスは、安全に行うため経験豊富な専門業者に依頼してくださいね。

 

最後までお読みいただきましてありがとうございます。

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