皆さま、こんにちは!
木更津市・君津市・袖ヶ浦市の
外壁塗装専門店 キリンテックです!
皆さん、アスベスト(石綿)という言葉を一度は耳にされたことがあると思います。
弊社でも8月19日の記事で、アスベストについて記載させていただいております。
本日はアスベストの中でも、人体への影響について、もう少し詳しく
ご説明させていただこうと思います。
アスベスト(石綿)による人体への影響
アスベスト(石綿)に関する健康被害は、皆さんの身近な問題かもしれません。
アスベストの繊維は、肺線維症、悪性中皮腫の原因になり、さらに肺がんを引き起こす
可能性があることがWHO報告で知られています。
アスベストを扱ったり、アスベストが使用されていた環境で働いている方は特に注意が必要です。
アスベストの健康被害は、アスベストと接触してから長い間が経過した後に現れるため、気付くのが遅れがちです。
例えば、悪性中皮腫は平均で35年前後の潜伏期間があるとされています。
アスベストによる健康被害を防ぐためには、アスベストを扱う機会が多い方は定期的に健康診断を受けることが大切です。
事業主には労働者の健康診断を実施する義務があるので、適切な診断を受けましょう(労働安全衛生法)。
アスベストを吸うことによって発生し得る疾患は以下の通りです。
これらの疾患が労働基準監督署の認定を受けると、労災保険で治療が受けられます。
アスベスト(石綿)の影響による代表的な病名
1、アスベスト肺(石綿肺)
これは、肺が線維化してしまう肺線維症(じん肺)という病気です。
アスベストのほか、粉じんや薬品など多くの原因がありますが、アスベストばく露による
肺線維症は特にアスベスト肺と呼ばれています。
通常はアスベスト粉塵を10年以上吸入した労働者に起こり、潜伏期間は15~20年と言われています。
アスベスト曝露を止めた後でも進行することがあります。
2、肺がん
アスベストが肺がんを引き起こすメカニズムは完全には解明されていませんが
肺細胞に取り込まれたアスベスト繊維の物理的刺激が原因とされています。
また、喫煙との関係も強く、アスベストばく露から肺がんが発症するまでに15~40年の潜伏期間があります。
ばく露量が多いほど肺がんの発生が多いことが分かっています。
治療法には外科治療、抗がん剤治療、放射線治療などがあります。
3、悪性中皮腫
これは、肺を取り囲む胸膜や、肝臓、胃などの臓器を囲む腹膜、心臓及び大血管の起始部を覆う心膜にできる悪性腫瘍です。
若い時期にアスベストを吸い込んだ方が悪性中皮腫になりやすいことが知られています。
潜伏期間は20~50年と言われています。治療法には外科治療、抗がん剤治療、放射線治療などがあります。
アスベストの健康被害は遅れて現れることが多いため、早めの対策と健康診断が重要です。
アスベストの扱いに関わる方は、十分に注意しましょう。
心配な場合の対処法
一旦吸い込んだアスベストの一部は異物として痰のなかに混ざり、体外に排出されますが
大量のアスベストを吸い込んだ場合などは除去されずに肺内に蓄積されると言われています。
アスベストを吸い込んだ可能性のある方で呼吸困難、咳、胸痛などの症状がある方
その他特にご心配な方は近隣の労災病院等の専門医療機関にお早めにご相談ください。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
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