皆さま こんにちは！
木更津市の外壁塗装専門店 キリンテックです！
屋根塗装の見積りを取った際、
「縁切り」や「タスペーサー」という
言葉を目にしたことはありませんか？
正直、あまり聞き馴染みのない言葉ですよね。
今回は、タスペーサーの利点や必要性、
設置費用について詳しく解説します。
目次
1.縁切り・タスペーサーとは？
2.どの屋根でも縁切り・タスペーサーは必要なのか？
3.タスペーサーの費用
4.まとめ
1.縁切り、タスペーサーとは？
縁切り
スレート屋根の塗装工事後、塗料によって
屋根材同士の間に入り込んだ油膜を
カッターなので切り離し、適切な隙間（通気性）を作り
水の通り道を確保する工程です。
この縁切りをしないと、スレート瓦の
重ね目の間に油膜で塞がってしまうので
屋根内部の雨水が侵入して、雨漏りの原因になるのです。
タスペーサー
カッターで縁切り作業を行う代わりに使用する道具です。
写真がタスペーサーです。
タスペーサーはスレート屋根に用いられます。
屋根の水の通り道を作り、雨水を流すので
雨漏りのリスクを抑えることが出来ます。
タスペーサーを屋根材の間に入れます。
タスペーサーを全て押し込んで使用します。
2.どの屋根でも縁切り・タスペーサーは必要なのか？
タスペーサーは、スレート瓦屋根に使用されます。
スレート瓦屋根とは、粘土板岩の薄板を使用している
屋根材のことを言います。
スレート瓦は、デザイン性が高く、薄く軽量な上に
耐震性にとても優れています。
近年の建物の屋根材として幅広く普及されています。
スレート瓦屋根は、従来の縁切り工法では
雨水の侵入を完全に防ぐことが難しい場合があります。
そのため、雨漏りリスクをさらに下げるために
タスペーサーが必要となるのです。
また、縁切りによる屋根の劣化を防ぐことも可能です。
スレート瓦屋根以外の屋根材（日本瓦や洋瓦）には
表面に塗装されていないので、使用する必要はありません。
タスペーサーオススメする理由①
スレート瓦屋根は、従来の縁切り工法では
雨水の侵入を完全に防ぐことが難しい場合があります。
そのため、雨漏りリスクをさらに下げるために
タスペーサーが必要となるのです。
また、縁切りによる屋根の劣化を防ぐことも可能です。
タスペーサーを使用すると、従来の縁切りよりも
雨漏りのリスクを軽減されるのです。
オススメする理由②
タスペーサーは経年劣化に強いと言われています。
これにより、屋根の耐久性が向上し、
長期間安心して使用できるでしょう。
オススメする理由③
縁切りに比べて、施工手順が
シンプルであるため、作業効率が向上し、
工期が短縮されることが期待できます。
ですので、工事期間が短く済ませられ
工事費用の削減にも繋がるという
メリットがあります。
オススメする理由④
屋根への負担を軽減できることです。
タスペーサーの使用により、瓦の縁にかかる
負荷が減り、ひび割れや欠けなどの
ダメージが少なくなります。
3.タスペーサーの費用
タスペーサーの設置費用については、
屋根の面積や状態、施工業者や
選ぶタスペーサーの種類により異なります。
一般的には数百円から数千円程度の
費用が掛かることが一般的です。
縁切り工法よりも、費用が高くなることが多いです。
しかし、雨漏りのリスク低減や工事期間短縮、
長期的な耐久性の向上を考慮すれば
長期的に見ると投資に見合った
価値があると言えるでしょう。
4.まとめ
タスペーサーは、スレート瓦屋根に対して
高い効果を発揮するため、
プロからも推奨されています。
雨漏りリスクの低減や工事期間の
短縮、費用面でのメリットなど、
屋根リフォームを検討中の方は
是非検討してみてください。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
キリンテックでは、親身に寄り添った安心・納得・満足の
ご提案をさせていただきます。
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