快適な空間は塗装で解決!個人や法人の建物の暑さ対策など解説

快適な空間は塗装で解決!個人や法人の建物の暑さ対策など解説

快適な室内空間を作るためには、外壁塗装も重要です。また、個人や法人にかかわらず、夏場は暑さ対策が大変とお嘆きの方も多いでしょう。しかし、それも外壁塗装で解決できます。ぜひ最適な塗料で定期的なメンテナンスを行って、室内の快適さと美しい外見を手に入れましょう。

外壁塗装で快適な空間を作ろう!

外壁塗装というと、見栄えがよくなるだけと考えている方も多いかもしれませんが、実は快適な空間を作るのにも役立ちます。外壁に使われる塗料は、建物の外見はもちろん、室内の快適さにも深くつながりがあります。もし外壁の塗り替えをしたいなら、選ぶ時の基準などのポイントを押さえておきましょう。

外壁塗装が必要な理由

外壁の塗装は、雨や雪などのダメージから外側を守ってくれるうえに、雨漏りや暑さ対策など、室内も守ってくれます。外気にさらされている外壁は風雨にもさらされ、いつの間にかダメージを受けています。そのため、外壁塗装を適度に行ったほうが寿命も長くなり、メンテナンスもしやすくなるでしょう。

人間でたとえてみると、沖縄やハワイのビーチで日焼け止めを塗らずに、直射日光にさらされ、肌がダメージを受けてボロボロになるようなものです。それと同じように、外壁も直射日光や雨でダメージを受けてしまいます。だからこそ、外壁の塗装は非常に重要です。

外壁塗装にぴったりの塗料は?

外壁塗装の塗料はいくつかありますが、どれを選べばよいのか迷ってしまうこともあります。外壁にぴったりの塗料なら、まずは押さえておきたいポイントは、「日光に強いか」「天候変化に強いか」「振動に強いか」「伸縮性があるか」などです。

塗料にはそれぞれ一長一短があり、たとえば「フッ素樹脂」は耐久性がある分、価格も高くなります。対して値段の安い「アクリル樹脂」は、耐久性も比例して弱くなります。何が原料かで塗料の耐久性は変わってきますので、予算に応じて選びましょう。

もし塗料選びで迷ったら、高性能で知られる「ハイブリッド塗料」もおすすめです。室内の暑さ対策にもなりますし、建物を外部ダメージから守ってくれる塗装です。効果を重視するなら、ハイブリッド塗料も候補に入れておきましょう。

個人住宅の外壁の問題と解決方法は?

個人住宅のなかには、タイルやレンガの外壁で作られているものもあり、これらには基本的に塗装が必要ないといわれます。ただ昨今では、タイルやレンガの外壁は少なく、外壁塗装が必要な家がほとんどです。そして何より、どうして外壁塗装が必要なのかを知っておくことも必要でしょう。外壁塗装をしないと起こる問題は、「老朽化」「雨漏り」「室内が暑くなる」などがあります。外壁の塗装は見栄えをよくするだけでなく、問題の解決方法としても有効です。

①老朽化は見た目に現れる

外壁塗装をしないでおくと、建物が老朽化していきます。大切なのは、老朽化のサインを見逃さないことです。たとえば、「外壁を触って粉がつく」「カビやコケが生える」「ヒビが入る」などは、建物が老朽化している証拠です。もし老朽化しているなと思ったら、早めに外壁塗装を依頼しましょう。

②雨漏りの塗り替えは効果あり?

外壁を塗り替えれば雨漏りが直るといわれていますが、こちらはケースバイケースで必ず直るとは限りません。外壁塗装の工事内容にも関係があります。塗り替えで直らないケースとしては、外壁の下側や、内部に劣化がみられる場合です。外壁や屋根が原因で雨漏りをしている場合は、防水塗装が必要になります。

③外壁で暑さ対策

個人住宅の場合、外壁塗装で暑さ対策が可能です。実は、遮熱塗料や断熱塗料を使えば、室内の暑さ対策もできます。日本は温暖湿潤気候ですから、真夏の暑さは湿気もともない苦労をします。

そこで外壁に遮熱塗料や断熱塗料を使って塗装することで、室内の温度を3度ほど低下させることが可能です。もし暑さに悩んでいるのであれば、新しく外壁塗装をすることで、夏でも快適に過ごせるようになるでしょう。

工場や倉庫の暑さ対策

工場や倉庫は個人住宅と違い、工場自体の室温が高くなったり、機械から熱が放出されたりと暑さに悩んでいる会社も多いでしょう。機械によっては輻射熱が出て、作業員は暑さに参ってしまい、作業のペースも落ちます。そんな時に便利なのが外壁塗装です。外壁塗装により、室内の温度を3~7度ほど下げられます。7度下がれば体感温度も下がり、工場内の作業員も快適に過ごせますね。

断熱塗料が効果的

工場や倉庫の暑さ対策として、外壁や屋根塗装が効果的です。しかし、使う塗料による違いもあります。たとえば、遮熱塗料や断熱塗料は個人住宅にも効果がありますが、もちろん工場や倉庫にも威力を発揮するでしょう。

遮熱や断熱塗料のメリットは、「維持費が安い」「屋根塗装に使える」「冬の寒さ対策にも使える」などがあります。逆にデメリットとして、「屋根塗装以外では使用が難しい」「10から15年で塗り替えが必要」などがあります。

一般の冷房設備で暑さ対策をするよりも、費用が安くなるのは嬉しいところです。たしかに室内を冷やすことだけで考えると、冷房設備のほうが性能は上です。ただし、導入費用やメンテナンスのことを考慮すれば、やはり断熱や遮熱の塗料を使った外壁塗装のほうがメリットは多いでしょう。

屋根塗装が暑さ対策に?

工場や倉庫の屋根は、真夏になると50度を超えてしまうことが多いでしょう。そのため、外壁や屋根の塗装に、遮熱・断熱塗料を使うのは非常に効果的です。工場の多くは、屋根がギザギザになっていたり、凸凹になっていたりします。

また金属の屋根であることも多く、屋根の裏側も同時に熱くなってしまいます。だからこそ屋根の遮熱塗装をすることで、屋根自体の温度が下がり、室内の温度も下げられるのです。

塗装工事だけでは足りない?

建物は年数が経つと、どうしても外壁や屋根が老朽化してしまい、定期的に手入れをしていないと塗装だけではどうしようもないことも多々あります。塗装専門の業者に依頼した場合、当然塗装しか行ってくれないので、原因までたどることはできません。

そのため外壁の塗装が手遅れにならないように、定期的なお手入れは必須です。塗装だけで直らない状態になったら、今度は外装工事が必要になります。もし外壁塗装と外壁工事が必要になった時は、別々の業者に依頼するのではなく、同時に行ってくれる業者のほうが費用面でも安心です。

まとめ

快適な空間を演出するためには、内装だけでなく、外壁の塗装も必要です。キリンテックでは、外壁塗装が手遅れになった場合の工事などをお手伝いいたします。もし外壁塗装の業者選びで迷った時は、ぜひキリンテックにご相談ください。